作業環境の移行方法

AITalk 5 声の職人の使用環境の移行

AITalk 5 声の職人を使用する環境(コンピューター)を変更するには、下記手順を実施してください。

  1. 新規環境へAITalk 5 声の職人をインストールします。インストール手順については「インストール」の項を参照してください。
  2. [現環境の設定を新環境で利用する場合(任意)]
    現環境で「ファイル」メニューの「設定のエクスポート」を実行し、作成したファイルを新環境にコピーします。
    ※ 新環境へのコピー先は任意の場所で問題ありません。
  3. [現環境のボイスプリセット・ユーザー辞書を新環境で利用する場合(任意)]
    現環境のボイスプリセットファイル、フレーズ・単語・記号ポーズの各ユーザー辞書ファイルを、新規環境にコピーします。
    ※ 現在使用しているボイスプリセットファイルは、プロジェクト設定画面の「ボイス」で確認できます。
    ※ 現在使用しているユーザー辞書は、プロジェクト設定画面の「ユーザー辞書」で確認できます。
    ※ 複数のユーザー辞書を切り替えて使用している場合は、必要なファイルをすべてコピーします。
  4. 現環境のコンピューターに接続されているUSBキーを新規環境のコンピューターに差し替えます。
  5. 新規環境で声の職人を起動します。
  6. ライセンス認証 を実施します。
  7. [現環境の設定を新環境で利用する場合(任意)]
    「ファイル」メニューの「設定のインポート」を実行します。
    ※ 現環境と新規環境でフォルダー構成が異なる場合、エラーメッセージが表示されることがあります。
     例)現環境のユーザーフレーズ辞書のパスが「C:\VoiceArtist\Phrase\user.pdic」であるが、新規環境に「C:\VoiceArtist\Phrase」フォルダーが存在しない場合に、「フレーズ辞書の初期化に失敗しました。」と表示される
     該当のボイスプリセットファイル・ユーザー辞書を現環境からコピーしている場合は、次項を実施することで改善されます。
     該当のボイスプリセットファイル・ユーザー辞書を現環境からコピーしない場合は、プロジェクト設定画面でデフォルトのボイスプリセットファイル・ユーザー辞書ファイルを選択することで改善されます。
    ※ インポートが完了した .settings ファイルは削除して問題ありません。
  8. [現環境のボイスプリセット・ユーザー辞書を新環境で利用する場合(任意)]
    プロジェクト設定画面を開き、使用するボイスプリセットファイル、ユーザー辞書ファイルとしてコピーしたファイルを指定します。

旧バージョンの声の職人から AITalk 5 声の職人への移行

旧バージョン(AITalk 4.1 声の職人 以前)の声の職人と、AITalk 5 声の職人は並行してインストールすることが可能です。
AITalk 5 声の職人をインストールすることにより旧バージョンの声の職人がアンインストールされることはありません。
通常の手順通り AITalk 5 声の職人を インストールライセンス認証 することで AITalk 5 声の職人のご利用が可能です。
また、ユーザー辞書の統合機能により、旧バージョンで使用していたフレーズ辞書や単語辞書などが利用可能です。
※ 対象となる声の職人のバージョンには制限があります。
※ 単語辞書の統合には事前準備が必要です。
※ ユーザー辞書の統合についての詳細は「ユーザー辞書」を参照してください。