アップグレードガイド

AITalk WebAPI v2 からアップグレードする際の注意点を説明します。

v2 からの変更点

AITalk WebAPI v2 からの変更点です。

リクエスト URL

リクエスト URL を変更しました。

リクエストの送信する際の URL を変更してください。

AITalk WebAPI v2

webapi.aitalk.jp/webapi/v2

AITalk WebAPI v5

webapi.aitalk.jp/webapi/v5

ユーザー辞書の使用方法

音声合成 API でのユーザー辞書利用のためのパラメーター名を変更しました。

処理内容には変更ありませんので、パラメーター名を変更してください。

AITalk WebAPI v2

use_wdic

AITalk WebAPI v5

use_udic

wdic は user word dictionary の省略形式でありユーザー単語辞書という意味です。実際の挙動としては、このパラメーター値を 1 にするとユーザー単語辞書とユーザーフレーズ辞書が両方利用可能になるため、実処理に即した名前に変更しました。

udic は user dictionary の省略形式でありユーザー辞書という意味です。

引き続き use_wdic 名での指定も可能ですが非推奨です。use_wdicuse_udic と同時に指定した場合は、use_udic の値が優先されます。

ユーザー単語辞書の優先度

音声合成エンジンのバージョンアップにより、ユーザー辞書の単語辞書の効き方が変わることがあります。

もし合成結果に単語辞書が反映されない場合、単語辞書の優先度を上げてください。

出力音声データ形式

WAVE の出力音声データ形式の指定方法を変更しました。

AITalk WebAPI v2

パラメータ

内容

補足

ext

出力音声形式

ogg、aac、mp3、wav、ulaw、alaw、その他 wav8 等

wav_format

wavフォーマット

JSON 形式で rate、bit、channels の指定

AITalk WebAPI v5

パラメータ

内容

補足

ext

出力音声形式

ogg、aac、mp3、wav、ulaw、alaw

fs

サンプリングレート

8000、 11025、 16000、 22050、 24000、 32000、 44100、 48000

未指定の場合、話者に応じた最適なサンプリングレートを自動設定します。

ext の値が ulaw、alaw の場合は無視されます。

bit

ビット深度

8、16

未指定の場合、16 となります。

ext の値が wav の場合のみ有効です。

channels

チャンネル数

1、2

未指定の場合、wav なら 1 となります。ogg、aac、mp3 なら 2 となります。

ext の値が ulaw、alaw の場合は無視されます。

エラーメッセージ

エラーメッセージ中に記載されるエラーコードを追加しました。

code

message

説明

1205

failed to send data to tts server

合成サーバーへのデータ送信エラー

未実装機能

AITalk WebAPI の未実装機能 を参照してください。