AITalk®5 SDK ライブラリリファレンス  6.2.0
ユーティリティ機能

AITalk SDK 音声合成ライブラリの「ユーティリティ機能」を利用するためのインターフェース [詳解]

ユーティリティ機能 連携図

関数

AITalkReturnCode AITalk_Core_normalizeUtf8 (const char *original_text, char *normalized_text, size_t *size)
 UTF-8 文字列を音声合成用に正規化する [詳解]
 

詳解

AITalk SDK 音声合成ライブラリの「ユーティリティ機能」を利用するためのインターフェース

関数詳解

◆ AITalk_Core_normalizeUtf8()

AITalkReturnCode AITalk_Core_normalizeUtf8 ( const char *  original_text,
char *  normalized_text,
size_t *  size 
)

UTF-8 文字列を音声合成用に正規化する

任意の文字列を音声合成用に正規化したテキストに変換する。 正規化は独自仕様による。半角/全角の同一視や、ハイフン等の表記ゆれが多い文字群を正規化する。

引数 size は in/out 引数であり、値は normalized_text が指す領域のサイズを指す。 関数の呼び出し時は sizenormalized_text のバッファサイズを示す。 正規化したテキストを書き込むだけの十分に大きなバッファがあるときは normalized_text に結果が書き込まれ、size は結果文字列のバイト数(ヌル終端は含まない)を返す。 必要なバッファがないとき、normalized_text には何も行われない。そのときも size は 「十分に大きなバッファがあったとき書き込まれたであろう結果文字列のバイト数(ヌル終端は含まない)」 を返す。そのため、関数呼び出し後の sizenormalized_text のバッファサイズより小さい値 である場合に限り、 (ヌル終端された) 出力は書き込まれていることになる。

引数
[in]original_textUTF-8 文字列。
[out]normalized_text正規化されたテキスト。この値が NULL のときは size のみ更新する。
[in,out]sizenormalized_text が指すバッファのサイズ。関数の呼び出し後は正規化したテキストの文字数。
戻り値
成功すると 0 を返す。失敗するとエラー値を返す。