よくある質問

Q. 読み上げ音声をファイルに保存することはできますか?

A.
AITalk 5 声プラスはPowerPointに読み上げ音声を挿入することが目的のアプリケーションであるため、音声ファイルとして保存する機能はありません。音声ファイルの保存には、AITalk 5 声の職人をご利用ください。

Q. AITalk 4.1 声プラスのユーザー辞書を使用できますか?

A.
ユーザー辞書により対応が異なります。以下をご参照ください。
  • フレーズ辞書はそのままご利用可能です。

  • 単語辞書は下記手順でファイルの文字コードをUTF-8に変更することでご利用可能です。

    1. 単語辞書ファイルをメモ帳で開きます。

    2. 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を実行します。

    3. ファイル名称を入力の上、文字コードを「UTF-8」に変更して「保存」を押下します。

    4. 声プラスの環境設定画面で使用する単語辞書として保存したファイルを指定します。

  • 記号ポーズ辞書はご利用できません。お手数ですが各項目値の再設定をお願いいたします。

Q. 声の職人とユーザー辞書を共用できますか?

A.
AITalk 5 声の職人とAITalk 5 声プラスでは、フレーズ辞書、単語辞書はフォーマットが共通であるため共用することが可能です。ただし、双方を 同時に使用することはできません 。同じユーザー辞書を使用するアプリケーションは、必ず一つのみ実行するようご注意ください。
記号ポーズ辞書は共用することができません。アプリケーションごとに異なるファイルを使用してください。

Q. インストール時にエラーが発生します。

A.
本製品は .NET Framework 4.7.2 以上のインストールが必須条件となっており、声プラスのインストール時に必要に応じて .NET Framework のインストールを行います。
この .NET Framework のインストールに失敗している場合、下記手順で声プラスのみをインストールする方法をお試しください。
  1. エクスプローラー等で、インストールメディア内のセットアップランチャーの実行ファイル(setup.exe)があるフォルダーを表示します。
  2. 「installer」、「app」、「msi」とフォルダーを開きます。
  3. 「msi」フォルダー内にある「KoePlus.msi」を実行して声プラスをインストールします。
  4. インストールが正常終了したら、セットアップランチャーから日本語辞書、音声辞書のインストールを実施してください。
    ※ 日本語辞書、音声辞書について、セットアップランチャーからのインストールに失敗する場合は下記フォルダー内の msi ファイルの実行をお試しください。
    • 日本語辞書:1. のフォルダー -> 「installer」 -> 「lang」フォルダー

    • 音声辞書:1. のフォルダー -> 「installer」 -> 「voice」フォルダー

※ 前述の通り、本製品は .NET Framework 4.7.2 以上のインストールが必須条件となるため、上記手順で声プラスのインストールに成功した場合でも .NET Framework がインストールされていない環境では動作しません。

Q. ライセンスアーカイブファイルがありません。ライセンスキーがわかりません。

A.
声プラスを使用するために必要となるライセンスアーカイブファイル・ライセンスキーは、下記の通りご提供しています。
製品版
  • ライセンスアーカイブファイル
    インストールメディア内の「ライセンスアーカイブファイル」フォルダーに格納されています。
  • ライセンスキー
    【ライセンス証書】に記載されています。
評価版
  • ライセンスアーカイブファイル
    通常、ダウンロードサイトご案内時のメールに添付されています。
  • ライセンスキー
    ダウンロードサイトご案内時のメールに添付されている【貸出書】に記載されています。
いずれの場合も、ライセンスアーカイブファイルは解凍せずに zip 形式のまま、ライセンスマネージャーにて適用を行ってください。
※ ライセンス認証の手順については、「ライセンス認証」の項を参照してください。

Q. インストールした話者が表示されません。

A.
一部の話者(音声辞書)には、【サンプリングレート】が 22kHz、48kHz の2つが用意されているものがあります。
声プラス上では、使用するよう選択されたサンプリングレートの話者のみが表示されます。
環境設定 の「サンプリングレート」の値が、インストールした話者のサンプリングレートと一致しているかご確認ください。
※ 22kHzの場合は「22050Hz」、48kHzの場合は「48000Hz」です。

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Q. 再生すると音声の最後が途切れることがあります。

A.
再生環境によっては、音声の最後が途切れる場合があります。このような時には、終了ポーズで音声末尾の無音時間を調整してください。

Q. 音声を挿入したファイルのサイズが大きいです。小さくできますか?

A.
環境設定の「読み上げ音声の形式」を「MP3」または「WMA」に設定することで、読み上げ音声のサイズを小さくすることが可能です。また、「品質」を「低品質」にすることでさらにサイズが小さくなります。ただし、「WAV」形式に比して音質は低下しますので、作成された読み上げ音声の音質に問題がないかご確認ください。
※ 声プラスの仕様上、音声作成画面、フレーズ編集画面、単語編集画面で再生される音声は「WAV」形式相当になります。その他の形式選択時の音質はスライド上に作成された読み上げ音声を再生してご確認ください。
既に「WAV」形式で多くの読み上げ音声を作成している場合、環境設定で「読み上げ音声の形式」をその他の形式に設定したうえで「すべての読み上げ音声を再作成する」機能を使用することで、一括で音声形式を変更することが可能です。
※ 声プラスで挿入した音声のみが対象です。
※ 音声の一部設定内容は初期化されます。下記項目を参照してください。
また、PowerPoint標準の機能で圧縮することも可能です。
PowerPointの「ファイル」メニュー→「情報」→「メディアの圧縮」でファイル内の音声を一括で圧縮します。
※ 声プラス以外の機能で挿入した音声も対象となります。
※ 本機能についてはPowerPointのヘルプを参照してください。

Q. 動画への変換が完了できません。

A.
PowerPoint の動画出力機能を使用して変換を行った際に、「ビデオ (ファイル名).wmv の作成を完了できませんでした。再度実行しますか?」というメッセージが表示され、変換が中断されてしまうことがあります。
このような現象が発生した場合は、以下の対応で改善するかお試しください。
  • 「環境設定」の「読み上げ音声の形式」を WAV 以外に変更して音声を作成する
    • 作成済みの音声については再作成する必要があります。
      設定を変更後、音声を選択してプロパティパネルの「音声を編集」を押下して編集画面を表示し、「音声を置き換え」ボタンを押下すると選択した形式で音声が再作成されます。
      また、ファイル内の音声がすべて同じ話者・音声効果値で作成されている場合は、「すべての読み上げ音声を再作成する」機能がご利用可能です。
こちらで改善しない場合は、弊社サポートまでお問い合わせください。

Q. 出力した動画にノイズが発生することがあります。

A.
PowerPoint の動画出力機能を利用して MP4 形式に変換すると、「ジッ」「チッ」というノイズが乗ることがあります。
このような現象が発生した場合は、以下いずれかの運用をご検討ください。
  • WMV など他の形式の動画として出力する(成果物が MP4 形式である必要はない場合)

  • WMV など他の形式の動画として出力後、他の動画形式を変換するツールを用いて MP4 形式へ変換する

  • PowerPoint の動画出力機能を利用せず、PowerPoint ファイルから動画へ変換する他のツールを使用する

Q. 声プラスの画面が表示されず、PowerPointが操作できなくなります。

A.
音声作成画面やフレーズ一覧画面、単語編集画面等を表示する操作を行った際に、画面が表示されず、PowerPointが操作できなくなった(クリックしても反応がない)場合、表示しようとした画面がディスプレイの表示領域外に出てしまっている可能性があります。
PowerPointをアクティブにした状態でAltキーを押しながらF4キーを押下し(画面を閉じる操作となります)、PowerPointが操作可能になるかご確認ください。操作可能になった場合、声プラスの設定画面を表示し、「レイアウトの初期化」を実行して各画面の表示位置等をリセットしてください。

Q. PowerPointの起動時にカスタマイズインストーラーのエラーになります。

A.
PowerPoint 2010を使用している環境で、PowerPointの起動時に
「Officeのカスタマイズをインストールしています
 インストール中にエラーが発生しました。」
というメッセージが表示される場合、PowerPoint 2010のService Packがインストールされていない可能性があります。
下記手順でService Packをご確認いただき、Service Packがインストールされていない場合はService Packのインストールを実施してください。
  • PowerPointのリボンの「ファイル」→「ヘルプ」→「Microsoft PowerPointのバージョン情報」欄→「バージョンと著作権の追加情報」を押下→「Microsoft PowerPointのバージョン情報」画面
    powerpoint2010sp

Q. リボンの「声プラス」メニューが表示されません。

A.
以下の項目についてご確認ください。
  • PowerPointが64bitであるかご確認ください。
    AITalk 5 声プラスは64bit版PowerPointにのみ対応しています。
    ※ PowerPointのバージョン情報は下記の手順でご確認いただけます。
    • PowerPoint 2010の場合
      PowerPointのリボンの「ファイル」→「ヘルプ」→「Microsoft PowerPointのバージョン情報」欄
    • PowerPoint 2013、2016、2019、2021、Office 365の場合
      PowerPointのリボンの「ファイル」→「アカウント」→「PowerPointのバージョン情報」を押下→「Microsoft PowerPointのバージョン情報」画面
  • PowerPoint 2010の場合、Service Pack1以上が適用されているかご確認ください。声プラスの動作対象は、PowerPoint 2010の場合、Service Pack1以上が必要となります。
    ※ PowerPoint 2010のService Packの確認方法は 前項 を参照してください。
  • 声プラスのアドインが有効になっているかご確認ください。
    PowerPointのリボンの「ファイル」→「オプション」→「アドイン」と選択すると表示されるアドイン一覧の、「アクティブなアプリケーション アドイン」にAITalk 5 声プラスが表示されていれば有効な状態です。それ以外の場合は以下をご確認ください。
    • AITalk 5 声プラスが「アクティブでないアプリケーション アドイン」に表示されている場合
      1. 「アドイン」画面下の「管理」で「COMアドイン」を選択し、「設定」ボタンを押下してください。
      2. 「COM アドイン」画面で「AITalk 5 声プラス」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押下してください。
    • AITalk 5 声プラスが「無効なアプリケーション アドイン」に表示されている場合
      1. 「アドイン」画面下の「管理」で「使用できないアイテム」を選択し、「設定」ボタンを押下してください。
      2. 「使用できないアイテム」画面で「AITalk 5 声プラス」を選択し、「有効にする」ボタンを押下してください。
  • 上記に当てはまらない場合、続けて次項をご確認ください。

Q. その他、何か動作がおかしい・・・

A.
声プラスのリボンが表示されない、画面内の項目が一部表示されない等、動作が不安定である場合、Windowsのエクスプローラーでプレビュー表示を有効にしていないかご確認ください。
エクスプローラーのプレビュー表示を有効にした状態でOffice製品を使用すると、アドインが正しく動作しない現象が確認されています。プレビュー表示が有効になっている場合、無効にしたうえでPowerPointとエクスプローラーをすべて終了し、再起動してください。
※ エクスプローラーのリボン「表示」内の「プレビューウィンドウ」ボタンを押下することでプレビューの表示状態を変更できます。