ルビ機能¶
AITalk 製品のルビ機能を説明します。 日本語テキストを入力とするときに、読み方を指定するためにルビ機能が利用できます。 日本語テキストに特定の記法で記載することで、読み方を指定します。 ユーザー辞書を利用しなくても読み方を指定できるため、手軽に読み間違いの解消・独自の読み方の指定ができます。
目次
ルビ仕様¶
ルビ機能の仕様は次の通りです。
区切り文字¶
区切り記号には、入力テキスト内でルビを使用することを示す記号と、親文字と読み方の区切りを示すものがあります。
<<
ルビの開始を示します。 全角/半角は問いません。
>>
ルビの終了を示します。 全角/半角は問いません。
|
ルビの親文字と読み方の区切りを示します。 全角/半角は問いません。
読み方¶
親文字の読み方を指定します。 読み方には、発音を示す「読み記号」とアクセントやポーズを示す「韻律記号」があります。
注意点¶
親文字と読み方の間に区切り記号
|
が無い場合、読み方のみを指定されたものと認識します。1 つのルビの文字数は、親文字、読み方、区切り文字合わせて最大 128 文字までです。 128 文字を超えた場合、ルビとして認識されません。 (ルビの書式全体が日本語テキストとして処理されます。そのため、親文字もそのまま合成されます。)
1 文中に使用可能なルビの数は最大 16 個です。 17 個目以降は、ルビとして認識されません。
親文字に
。
!
?
を使用するとルビ機能が正常に機能しません。読み方に
。
!
?
.
を使用するとルビ機能が正常に機能しません。ルビを含むテキストをユーザーキーワード置換辞書に登録した場合、そのキーワードは無効となります。
使用例¶
以下はルビ機能の使用例です。 ここでは赤い部分をルビの親文字としています。
その他¶
ルビ機能の効果は、ルビ入力形式で指定した箇所のみです。 同じ親文字が複数出現する可能性がある場合は、ユーザー辞書を利用することで作業量が少なくなる可能性があります。