お客様事例

局側からも、ナレーターの良さとは違った音声合成のよさがあると好評でした。

Company

株式会社ON SHORE

広告・出版・マスコミ

この事例のポイント

導入の目的

  • ネット対応型ニュース番組「the SOCIAL」で配信するコンテンツ「SOCIAL today」のナレーション音声として採用

導入前の課題

  • ネットの番組なので音声読み上げの技術を使ってみようという方向になった。

導入効果

  • ニュース番組はスピード感が大事なため、手軽に音声を作成できるので助かっている
  • 音声合成を使うことで、制作側が簡単に音声を作ったり、修正したりできる部分に良さがあると感じた

インタビュー

AITalk導入の背景

– AITalk導入以前、どのようにして音声を制作していたのですか?

ナレーターの方に、局やスタジオにお越しいただき、ナレーション収録をしていました。

– どのような課題や問題があったのですか?

「SOCIAL today」の試作でも、携帯アプリの読み上げ機能を使った試作版を見せたところ、プロデューサーの目に留まり、今回はネットの番組なのでこのような音声読み上げの技術を使ってみようという方向になりました。

AITalk導入による効果について

局側からも、ナレーターの良さとは違った音声合成のよさがあると好評でした。
せいじの音声はアナウンサー風なので、番組のイメージにぴったりです。視聴者の中にはせいじが音声合成だと気づかない方もいらっしゃいます。
コンテンツ1本にかかる平均制作時間は、取材が約1~3日、素材の編集やテロップ作成、ナレーション作成を含めた編集作業は、人や企画によりさまざまです。ニュース番組はスピード感が大事なため、声の職人は手軽に音声を作成できるので助かっています。
声の職人の便利な部分は、とにかく「簡単」というところです。音声編集に適した調整機能がついていて、イントネーションの上げ下げや、スピード、声の高さなどの調整が自在にできます。テキストの修正だけで音声の上書き編集もできます。また、音声保存と一緒にテキストも保存ができるので、テキストをそのまま原稿に張り付けできるところも便利です。

– AITalk導入の決め手を教えてください。

ナレーション音声に合成音声を利用する方向になったとき、音声合成技術の企業を何社か探し、各社の製品を比較検討しました。今回はニュース番組での利用だったこともあり、アナウンサー風の声を想定していたので、AITalkのせいじの音声を聞き、イメージにぴったりだと思い導入しました。

今後の展開について

テレビ番組に欠かせないアナウンサーやナレーターには、生身の人間だからこそ可能な、感情を自在に表現できる良さがあります。
しかしスピード感を重要視するニュース情報や、今回のようなネット番組では、AITalkのような音声合成を使うことで、制作側が簡単に音声を作ったり、修正したりできる部分に良さがあるとも感じました。今後は人間による音声と人工音声をうまく使い分けていければと思っています。

 

AITalk導入製品もしくはサービスについて

日本テレビ初のネット対応型ニュース番組「the SOCIAL」で配信するコンテンツ「SOCIAL today」のナレーション音声にAITalk声の職人を導入しました。「SOCIAL today」は、Yahoo!の検索キーワードを紐解き、今のネットで話題のニュースを配信する、ネットユーザー向けのコンテンツです。現在は週5本制作しています。
日テレ初ネット対応型ニュース番組「the SOCIAL」
●放送日時:2017年10月2日(月)~平日12:00−12:30(土日祝は休止)
●配信チャンネル:
・CS/CATVの日テレNEWS24
・インターネット
(日テレNEWS24公式サイト、Yahoo!ニュース動画、hulu)
●番組サイト:http://www.ntv.co.jp/the-social

この記事は2017年12月時点のものです。

株式会社ON SHORE

報道番組やドキュメンタリー番組の制作をおこなう会社です。
株式会社ON SHORE会社ホームページ:http://on-shore.jp/

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