コマンドライン仕様

「AITalk6 声の職人」のコマンドライン仕様について説明します。
AITalk6 声の職人 起動時に voice_artist_6.exe に対して、以下の引数を指定することで、指定した機能を実行することができます。

最前面固定表示
起動時に最前面で表示します。
起動中は常に最前面での表示が維持されます。
※ 最前面表示はアプリケーション終了時まで固定されます。
--alwaysOnTop
シングルファイルモード
編集できるユーザー辞書を特定の辞書に限定させます。
起動時に引数で設定ファイルを指定することで、指定した設定ファイルに従って辞書を読み込みます。
読み込んだ辞書はアプリケーションの終了時に自動で保存されます。
※1 現在は AITalk6 SDK 連携機能を利用した辞書の読み込み・書き出しが可能です。
※2 シングルファイルモード時は辞書は固定化される為、以下の機能はグレーアウト表示になり実行できません。
●「AITalk6 SDK 連携」-「インポート」機能
●「AITalk6 SDK 連携」-「エクスポート」機能
--singleFileMode=PATH_TO_CONFIG_FILE
PATH_TO_CONFIG_FILE には設定ファイルのパスを指定します。
設定ファイルは各設定値を JSON 形式で管理しています。
ファイルの文字コード形式は UTF-8 です。
以下の値を参考のもと、それぞれの環境に応じた値に変更してください。
{
    "version": "1.1",
    "aitalk6SDK" : {
    "wdicPath": "C:\\foo\\bar\\word.wdic",
    "pdicPath": "C:\\foo\\bar\\phrase.ekdic",
    "sdicPath": "C:\\foo\\bar\\symbol.ekdic"
    }
}
version
設定ファイルのフォーマットバージョンを指定します。
現在の最新バージョンは 1.1 です。

aitalk6SDK.wdicPath
AITalk6 SDK 連携でインポート、エクスポート先に指定する単語辞書ファイルのパスを指定します。
省略時は自動インポート・エクスポートが無効となります。
パスには、プラットフォーム固有のパス文字列を記述します。
※ 設定ファイルの形式は JSON 形式なので、Windows の場合は C:\\foo\\bar\\word.wdic のように \\ で区切って記載します。

aitalk6SDK.pdicPath
AITalk6 SDK 連携でインポート、エクスポート先に指定するフレーズ辞書ファイルのパスを指定します。
省略時は自動インポート・エクスポートが無効となります。
パスには、プラットフォーム固有のパス文字列を記述します。
※ 設定ファイルの形式は JSON 形式なので、Windows の場合は C:\\foo\\bar\\phrase.ekdic のように \\ で区切って記載します。

aitalk6SDK.sdicPath
AITalk6 SDK 連携でインポート、エクスポート先に指定するユーザーシンボル辞書ファイルのパスを指定します。
省略時は自動インポート・エクスポートが無効となります。
パスには、プラットフォーム固有のパス文字列を記述します。
※ 設定ファイルの形式は JSON 形式なので、Windows の場合は C:\\foo\\bar\\symbol.ekdic のように \\ で区切って記載します。