お客様事例CUSTOMER CASE

Company

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

IT・インターネット

この事例のポイント

導入の目的

  • 認証基盤を導入することで1つのIDでユーザーが複数サービスを利用できるようにする
  • これまでサービスごとにバラバラだった顧客情報を一元化することで、各種マーケティング施策を実行しやすくする

導入前の課題

  • ユーザーが複数のサービスを利用する時、都度ログインが必要になっていた
  • コンテンツごとに異なるシステムが使われていたため、顧客情報をマーケティングに活用するのに手間がかかっていた

導入効果

  • 1つのIDで複数のサービスにログインできるようになり、ユーザーの利便性が大幅に向上した
  • 複数サービスの顧客情報を統合して一元化したことで、各種の分析や施策実施がしやすくなった

インタビュー

導入製品もしくはサービスについて

「Canon ID」は、キヤノンのオンラインサービスをご利用いただくためのユーザーアカウント(お客さま登録情報)です。「Canon ID」にご登録いただくことで、キヤノンフォトサークル(有料会員サービス)やEOS学園、キヤノンオンラインショップ、プリント枚ルサービスなど、さまざまなサービスがご利用可能です。また、2024 年2 月よりキヤノンホームページ「個人のお客さま」では、お使いの商品をはじめお客さまのご登録情報などに合わせて、お客さま一人ひとりに最適化された情報を提供いたします。

Visionary導入の背景

Visionary導入以前は、どのように顧客管理をしていたのですか?

キヤノンマーケティングジャパンが管理運営するキヤノンのWEBコンテンツには、キヤノンフォトサークルやEOS学園、キヤノンオンラインショップ、プリント枚ルサービスなど複数のサービスが存在しています。以前はそれぞれが異なるシステムを利用していたため、お客さまはそれぞれに都度ログインをしないといけない状態でした。また、サービスの提供側としても顧客情報や行動履歴がバラバラに管理されているため、マーケティングに必要な情報をリアルタイムに把握するのが困難でした。

どのような課題があったのでしょうか?

まずお客さまにとって不便な状態を改善する必要がありました。また、会員サービスと裏側の仕組みを一本化し、会員情報を一つのシステム下に統合することで、サービスとオンライン・オフラインの垣根を超えた顧客体験を提供したいと考えていました。

Visionary導入の効果

Visionaryを導入することで、複数サービスの顧客情報、行動情報を一元化によって購入履歴、各種施策履歴、活用した多様な軸でのセグメント分類や分析が出来るようになりました。
また、顧客情報の「Canon ID」への統合により1つのIDで複数のサービスが利用できるようになったため、お客さまの利便性が大幅に向上しました。
さらに利用できる複数サービスの橋渡し(相互送客)やアンケート等のマーケティング施策まで実現できています。

導入の決め手を教えてください

先に挙げた課題を最適に実現するためのCRMツールとして、「Canon ID」への統合を実現できる認証基盤としての側面が大きな採用理由になります。会員情報等の一元管理、カスタマイズの柔軟性等に強みがあり、 採用実績の豊富なところもポイントです。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社について

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、グローバルキヤノングループの中で日本国内を中心とするマーケティング活動を担い、キヤノン製品事業と IT ソリューション事業を組み合わせることで事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。マーケティングの力で未来を創る「未来マーケティング企業」として、パーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を掲げ、多様なステークホルダーとともに持続可能な社会の実現を目指しています。

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導入のきっかけや活用方法・導入後の効果などを、
インタビュー形式でご紹介します。