お客様事例CUSTOMER CASE

VRプログラムを作って遊べる、PC・タブレット/スマートフォン向けのプログラミング学習アプリ「Mind Render」へ喋らせる機能の追加

Company

株式会社 モバイルインターネットテクノロジー

IT・インターネット

Interviewee

武富 香麻里様
伊藤 宏様

この事例のポイント

導入の目的

  • VRプログラムを作って遊べる、PC・タブレット/スマートフォン向けのプログラミング学習アプリ「Mind Render」へ喋らせる機能の追加

導入前の課題

  • 「Mind Render」の面白さを引き出す要素の一つとして、喋らせる機能もあったらいいよねと考えていた

導入効果

  • 「Mind Render」へAITalkによるTTSを導入し、喋らせる機能を搭載することができた

インタビュー

導入製品もしくはサービスについて

 VRプログラムを作って遊べる、PC・タブレット/スマートフォン向けのプログラミング学習アプリ「Mind Render」へAITalk Serverを導入しました。ユーザーが指定したセリフを音声合成AITalkにより喋らせる機能を追加しています。
「Mind Render」は、命令ブロックを組み立てるだけで3Dゲーム、ストーリー、ショートムービー、物理エンジンを利用したシミュレーションなど、楽しいプログラム作品を作ることができます。

  

●Mind Render公式ページ:https://mindrender.jp/

 近年、パソコンに触れる機会が増加し、パソコンを使って何かを作るといった敷居も下がっているように感じます。教育現場においても、先進国やアジア各国でプログラミング教育の導入が進み、日本国内においても2020年より小学校でプログラミング教育が必修化となり、2025年からは大学入学共通テストへ情報教科の追加が決定されました。このようなプログラミング教育への関心の高まりもあり、効率を追い求めることや、効果や成果だけを期待するのではなく、楽しみながらプログラミング教育を学べるアプリを開発したいとの思いから生まれたのが「Mind Render」です。4年程前より神奈川県の中高一貫校の特別授業として行われるプログラミング教育の中で活用されるなど、実際の教育現場でも使われています。

AITalk導入の背景

どのような課題や問題があったのですか?

「Mind Render」は、プログラムに興味を持ち、ちょっと触ってみる内に楽しく、面白くてあっという間に時間が経ってしまっていたと感じるような、遊びながら学べるアプリを目指しています。Text to Speech(TTS・音声合成)については、「Mind Render」の面白さを引き出す要素の一つとして、喋らせる機能もあったらいいよねという話が出ていた時に、たまたま当社のホームページへ営業担当の方よりお問合せいただき、面白そうだから話を聞いてみようとなったのがきっかけです。

導入による効果について

「Mind Render」へAITalkによるTTSを導入し、喋らせる機能を搭載することができました。AITalk Serverを導入しましたが、とても使いやすく、1日程度で実装できました。

AITalk導入の決め手

音声合成というと、動画投稿サイトにアップされているコンテンツのナレーションや、スマートフォンの対話エージェントといったシーンで馴染みはありましたが、イントネーション等に違和感がある印象を持っていました。ホームページで確認したAITalkのデモ音声は、まるで人が話しているようななめらかな音声で驚き、ここまでできるのであれば是非導入してみたいという考えに至りました。声の種類やトーンも変更できる点も面白いです。 加えて費用面においても、「Mind Render」が無料提供している点や、1年間のテスト運用としてAITalkを導入してみるといった点を考慮して調整いただいたところも決め手となりました。 。

今後の展開

「Mind Render」は現在でも1~2か月に1度のペースで定期的にバージョンアップを実施しており、今後も分かりやすいアプリを目指した機能の追加・強化をおこなっていきます。例えば、ユーザーが共同でプログラムを作成し、作ったプログラムを共有できる機能、チャットでコミュニケーションができる機能を追加して、SNS的な双方向のコミュニケーションができる場の実現や、外部の様々な機器との接続を可能にする機能等を考えています。

この記事は2022年8月時点のものです。

株式会社 モバイルインターネットテクノロジー

MITは、スマートフォンやタブレットを利用した新しいサービスを企画、展開している会社です。 今や常に私達の身近にあるモバイル端末において、金融・証券会社向けのFX(外国為替証拠金取引)の取引アプリ開発をはじめ、モバイルペイメントアプリ開発、プリペイドカードアプリ開発、プッシュ通知サービスなど、MITは最先端の技術を利用して常に新しいことに挑戦し続けています。

●株式会社 モバイルインターネットテクノロジーHP:https://www.mobileit.co.jp/

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