お客様事例

「Link Time」の商業ベースに適した製品や費用の提案をスピード感を持って対応いただいたことも決め手の一つとなりました。

Company

株式会社キングジム

製造

この事例のポイント

導入の目的

  • 「喋るIoT目覚まし時計Link Time(リンクタイム)」」の発話音声として導入

導入前の課題

  • 直接発話して録音させる関係上、移動中の電車内やカフェなど、公共の場所では利用しづらく、テキストを入力して、声に変換させる音声合成技術の利用が必要となった。

導入効果

  • 音声合成の導入により、想定していたテキストベースから「Link Time」の発話が実現できた

インタビュー

AITalk導入の背景

「Link Time」は、アラームの内容を音声で通知することができる、あたらしいアラーム時計がコンセプトでした。自分の声を録音して再生させる機能も搭載させていますが、直接発話して録音させる関係上、移動中の電車内やカフェなど、公共の場所では利用しづらく、「いつでもどこでもアラームを設定できる」という製品メリットが達成できないと考えました。そこで、テキストを入力して、声に変換させる音声合成技術の利用が必要となりました。

AITalk導入による効果について

音声合成の導入により、想定していたテキストベースから「Link Time」の発話が実現できました。

今後の展開について

今後は、ユーザーからの声を反映しながら、便利な機能の追加を逐次検討していきたいと思っています。
また、Amazon EchoやGoogleHomeといったスマートスピーカーと連携し、スマートスピーカーに呼び掛けることで、「Link Time」にアラームを設定できるなどといった機能の追加も検討したいと思っています。

 

Link Timeについて

「Link Time(リンクタイム)」は、一般的なアラーム時計の機能に加え、スマートフォンアプリ上で登録したメモ、カレンダーに登録した個人の予定、天気予報情報などを指定したタイミングで音声で伝える「喋るIoT目覚まし時計」です。現在、スマホの普及によりアラーム機能を利用している方も多いかと思いますが、一方で時計とアラームのみのシンプルな目覚まし時計を使っているユーザーもいます。そこで目覚まし時計をそのまま、スマホのアラーム機能のような多彩な設定が可能になれば、両ユーザーに受け入れられる製品が生まれるのではないかと思い企画しました。また、アラーム音も単純な音色だけでなく、その情報を読み上げてくれば、定時に音がなる以上の付加価値を作りだせるとかと考え、アラーム時計に喋らせるというアイデアが生まれました。
AITalkSDKはサーバーに組み込み、ユーザーが「Link Time」専用のスマホアプリからテキスト入力したメモやスケジュール情報、外部サーバーから配信された天気予報のテキスト情報をAITalkが組み込まれた音声合成サーバーがリアルタイムで音声化することで、Wi-Fiで接続された「Link Time」へ音声データを送信しています。話者はのぞみを利用しています。


Link Time製品サイト:https://www.kingjim.co.jp/sp/linktime/
 

この記事は2018年10月時点のものです。

株式会社キングジム

キングジムは、事務用の「ファイル」と「電子文具」を核とした、情報整理用品メーカーです。
代表商品の「キングファイル」は、日本のオフィスにファイリングという文化を創り出しました。1988年には、ファイルのタイトル表示を作るという発想から、ラベルライター「テプラ」を開発。発売以来、ファイルのタイトル表示だけでなく、さまざまな分野の表示に活用され、キングジムにおける第2の柱となりました。
「キングファイル」も「テプラ」も、そのジャンルのパイオニアとして新しい市場を開拓しています。

キングジム企業HP :https://www.kingjim.co.jp/

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