AITalk導入の背景
「Link Time」は、アラームの内容を音声で通知することができる、あたらしいアラーム時計がコンセプトでした。自分の声を録音して再生させる機能も搭載させていますが、直接発話して録音させる関係上、移動中の電車内やカフェなど、公共の場所では利用しづらく、「いつでもどこでもアラームを設定できる」という製品メリットが達成できないと考えました。そこで、テキストを入力して、声に変換させる音声合成技術の利用が必要となりました。
AITalk導入による効果について
音声合成の導入により、想定していたテキストベースから「Link Time」の発話が実現できました。
今後の展開について
![](https://www.ai-j.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/kingjim1.jpg)
また、Amazon EchoやGoogleHomeといったスマートスピーカーと連携し、スマートスピーカーに呼び掛けることで、「Link Time」にアラームを設定できるなどといった機能の追加も検討したいと思っています。
Link Timeについて
![](https://www.ai-j.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/LinkTime%E8%A3%BD%E5%93%81%E7%94%BB%E5%83%8F.jpg)
AITalkSDKはサーバーに組み込み、ユーザーが「Link Time」専用のスマホアプリからテキスト入力したメモやスケジュール情報、外部サーバーから配信された天気予報のテキスト情報をAITalkが組み込まれた音声合成サーバーがリアルタイムで音声化することで、Wi-Fiで接続された「Link Time」へ音声データを送信しています。話者はのぞみを利用しています。
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