お客様事例CUSTOMER CASE

2009年に制作したCMのビジョンを(半分)実現することができました

静岡新聞社

Company

静岡新聞社

広告・出版・マスコミ

Interviewee

社長室 経営戦略推進部 兼2016年メディア準備室 兼総合メディア局メディア事業部
奈良岡 将英様

この事例のポイント

導入の目的

  • インコがニュースを読み上げるというコンセプトのアプリを実現するため
  • 特定のナレーターでは実現が難しい頻度、リアルタイム性を重視したアプリの実現のため

導入前の課題

  • CMで使っていたインコの声(当時のCM監督の裏声)を再現したかった
  • 毎日のことなので特定のナレーターに依頼することが難しかった

導入効果

  • 声質がユーザーからも好評
  • WebAPIでスモールスタートができた
  • 誤読も少なく、タイムリーな読上げができる

インタビュー

AITalk導入の背景

このサービスは、2009年に制作した当社の企業CMが原型になっています。本物のインコがニュースを読み上げるサービスを2030年に開始予定と謳って、当社にビジョンがあることを示そうという冗談のようなCMでしたが、当時それなりに話題になりました。CMでは監督の裏声だったインコの声をできるだけ再現したかったこと、毎日のことで特定のナレーターにお願いするわけにもいかないことから、音声合成サービスを検討しました。

– AITalk導入の決め手を教えてください。

極端にパラメーターをいじったインコの声でもきちんと聞き取れる音声になること、読み間違いが少ないこと、採用実績が多く安心感があることが決め手となりました。また、導入前の検討段階で担当の方の柔軟かつ的確な対応も導入を決めたひとつの理由でした。

AITalk導入による効果について

雨の日も風の日も、ナレーターの体調や機嫌を心配することなく、安定した品質の音声読み上げを安価に実現できました。ユーザーには、「かわいくない(いい意味で)」と好評です。読み上げはWebAPIによるサービスなので、特に当社側で準備が必要なものもなく、小さく始められたこともメリットでした。ニュースのようなタイムリーな情報の読み上げには最適だと思います。

今後の展開について

 

静岡新聞社は、これからも地域のメディア企業であり続けたいと考えています。しかし近年、若い世代を中心にニュースを読む習慣がない人、新聞スタイルが合わないという人が増えました。「インコ式静岡新聞」は、そんな方々に向けた新しいニュースの入り口です。
http://inkoshiki.jp

静岡新聞社は、静岡に暮らす人たちが、生活する上で最も頼れるアシスタントのような存在になることを目指しています。地域の人が単に情報がほしいときだけでなく、何かを発表したいとき、主張したいとき、困ったことがあって相談したいとき、同じ想いの人と意見を交わしたいときなど、人・地域・情報と関わろうとするあらゆる場面での「最初の入り口」になりたい――私たちは、地域の人びとが、自分の殻を破り、外の世界と刺激しあい、高めあっていく最も身近な玄関口になります。

   
 

インコ式静岡新聞について


毎朝、インコがニュースを届けます。インコがあなたを起こしてくれるだけでなく、忙しいあなたに代わってニュースを読み上げます。届けられるニュースは1日3本だけなので、時間をかけずに読むことができます。毎日の習慣として、興味のあるなしに関係なくニュースに触れることの価値(=新聞が持つ価値)を凝縮したサービスです。

この記事は2015年11月時点のものです。

静岡新聞社

静岡新聞社は1941年、静岡県下6紙が統合して誕生しました。
ブランドビジョン「やる気を喚起して人びとを動かすメディア企業」を掲げ、地域を愛し、共に成長したいと願う前向きな気持ちの人たちに、人・地域・情報を結ぶポータルとしての価値を提供し続けています。

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