AITalk導入の背景
– AITalk導入以前、どのように会話をしていましたか?
以前は、筆談での会話が中心でした。また、聞き取りにくいですが、話すこともできますので、直接お話しさせていただいておりました。ただ、政治家になり、人前でお話しをする機会が増え、とても困っていました。
– それまで、どのような課題や問題があったのですか?
やはり、聞き取りにくいと感じられる方が大勢いたように思えます。一対一の会話であれば、筆談をすることや、また聞き取りにくい言葉は言い換えるなどができましたが、大勢に向けてお話しするのはとても難しかったです。
AITalk導入による効果について
2015年6月24日の北区議会での使用が認められたことで、AITalk声の職人を使うことができるようになりました。
まず第一に、とても聞き取りやすいと言われます。実際に議会で使った後に他の区議会議員の方に感想をお伺いしたのですが、とても聞き取りやすいと仰ってくださいました。
議会ではひとりが20分以上も長く話すのですが、それでも時間を気にせずに聞き取りやすかったようでした。
加えて議会では一人あたりの発言時間が厳密に決まっています。発言の際に時間配分に気を使うのですが、声の職人では文章を入力するだけで長さが分かりとても便利です。
今後の展開について
今後も声の職人を使わせていただきながら、議員活動に邁進してまいります。
また、講演会活動などもお声かけいただくことがありますので、そのような場面でも使わせていただければと思います。
新バージョンの感情表現なども使っていければと思っています。
導入製品もしくはサービスについて
2015年6月24日におこなわれた全国初の聴覚障害者向けのITコミュニケーションツールを導入した東京都北区議会の第2回定例会にて、エーアイの音声読み上げソフト「AITalk® 声の職人®」を利用した一般質問をおこないました。
2021年には東京都議会議員として、10月6日におこなわれる令和3年第3回都議会の一般質問においても利用する予定です。