AITalk導入の背景
– AITalk導入以前、どのようにして音声を制作していたのですか?
以前のオーダー機では音声は利用していませんでした。
– どのような課題や問題があったのですか?
これまでは、対面でお客様に1対1で専用申込書への記載をお願いし、お客様が記載した原稿を入力者が入力し、作成するという方式でしたが、文字の入力間違えを完全に防止することが難しいという課題がありました。
お客様がその場で仕上がりイメージの確認ができれば、誤った内容の商品をお渡しせずに済むと考え、オーダー機の開発を始めました。
年賀状印刷の注文におけるユーザー層では、ご年配の方が多い為、オーダー機をいかに簡単に戸惑うことなく操作して頂けるかを中心に考えました。
操作性のしやすさを追及した結果、音声案内が必要と判断し、導入させて頂きました。
AITalk導入による効果について
AITalk導入の決め手を教えてください。
音声合成を検討するに当たり、「音声作成」などでインターネット検索し、何社か比較検討をしました。エーアイには安価で利用できる声の職人クラウド版があったので導入を決めました。サービス利用費用のみで、ロイヤリティが発生しないことも決め手となりました。
声の職人クラウド版はブラウザに入力したテキストをその場で再生できるので、開発しながらガイダンス音声を作成でき、実際に組込んだ時のイメージがしやすかったです。
稼働時期が迫っていたので、申込み後アカウントをすぐ利用できたこともよかったです。
今後の展開について
今後は、導入希望企業の要望ごとに筐体やシステムをカスタマイズした年賀状作成サービスの提供も考えています。また、名刺自動組版システムへも音声合成活用の可能性を感じています。
AITalk導入製品もしくはサービスについて
AITalkを採用したのは、大手ショッピングセンターに導入された、スピード年賀状専用オーダー機です。
ユーザーがオーダー機を操作する際のガイダンス音声として、AITalk声の職人クラウド版で作成した音声を採用しました。
専用のタッチパネルで年賀状デザインを決め、住所などの必要情報を入力すると、自動で組版され、仕上がりイメージの確認がその場でできるシステムです。