AITalk導入の背景
– どのような課題や問題があったのですか?
当サービスは、ポッドキャストやスマートスピーカー向けにニュースコンテンツと広告を音声でお届けするサービスです。
しかし、各メディアはニュースコンテンツのテキストデータしか持っていないため、音声コンテンツを配信するためには、それを音声化する高品質な日本語の音声合成技術を必要としていました。
AITalk導入による効果について
AITalkを利用することで、高品質な日本語の声で読み上げを行えることができました。また、AITalkでは、15名の標準話者から自由に声を使うことができるので、色々な音声の広告を配信出来ることもメリットとして感じています。
– AITalk導入の決め手を教えてください。
「ロボットスタート広告」では、ニュースコンテンツなどを一度合成し、その音声をサーバー上にキャッシュして利用しています。音声合成をWebAPIで利用するにあたり、キャッシュを利用する場合の費用を含めて複数社の比較検討した上で、一番良い条件で提案があったエーアイに決定しました。
今後の展開について
「ロボットスタート広告」は、2018年7月23日からの実証実験で、イードが運営する「レスポンス 最新クルマ情報」「RBB TODAY 最新IT情報」「インサイド 最新ゲーム情報」「Game*Spark コアゲーマー向けゲーム情報」「GameBusiness.jp 最新ゲーム業界動向」「アニメ!アニメ!アニメ情報」「シネマカフェ最新映画&エンタメ情報」「CYCLE 最新スポーツ情報」「リセマム 最新教育情報」「ScanNetSecurity 最新セキュリティ情報」「Spyder7 自動車スクープ」と、ロボットスタートが運営する「ロボスタニュース」を対象に配信を行っています。実証実験ではスマートスピーカーやポッドキャスト利用者の広告受容度や広告ビジネスの可能性を探りつつ、機能面のブラッシュアップを行いながら、音声広告配信ネットワークの本格始動を目指していきます。
ロボットスタート広告について
2018年7月23日から、ポッドキャストやスマートスピーカー向け音声コンテンツを対象に広告を配信する音声広告配信ネットワーク「ロボットスタート広告」の実証実験を開始しました。その一環として既存コンテンツの音声化や広告文章の読み上げを行なう部分にAITalk WebAPIを導入しました。
ロボットスタートという会社は、ロボットに広告を配信したいという発想からアドネットワーク事業に携わっていた人物で設立されたということもあり、「ロボットスタート広告」が生まれたのです。