お客様事例

音声クオリティが高い事に加え、納品までのスピードの速さが導入の決め手となりました

Company

株式会社Nextremer

IT・インターネット

この事例のポイント

導入の目的

  • AI対話システム「minarai」の発話音声として導入

導入前の課題

  • 他社サービスでは、合成音声が持つ特有の不自然さがあった
  • 不自然さを調整するためのチューニングにも工数がかかり過ぎるという課題があった

導入効果

  • 最も自然に近い発話を実現できた
  • チューニングのやり易さ、辞書整備の簡便さもポイントだった

インタビュー

AITalk導入の背景

– どのような課題や問題があったのですか?

「minarai」の開発初期は、有料無料問わず他社の音声合成サービスをさまざまに利用していました。またサービス開発当初から、今後の発展・継続には単なる発話ではなくユーザーにより親しみをもってもらうことができる音声合成の実現が重要になると考えておりました。他社サービスでは、なかなか合成音声が持つ特有の不自然さが消えず、また、不自然さを調整するためのチューニングにも工数がかかり過ぎるという課題がありました。

AITalk導入の決め手

いくつかのサービスと比較検討していく中で、最も自然に近い発話を実現できたAITalkの導入が決定しました。チューニングのやり易さ、辞書整備の簡便さもポイントでした。
また、もう一つ重要だった点が、各アクションにスピード感を持って対応してくださったことです。変化の激しい昨今の市場環境においては、同じ目線でスピード感を持って対応いただいけるかどうかが重要になってきます。AITalkについては、音声クオリティが高い事に加え、納品までのスピードの速さが導入の決め手となりました。

今後の展開について

これまでの「minarai」は共同研究や実証実験を重ねながら、当社のAI対話システムがどのようなシーンで活用できるかを探るフェーズでした。引き続き活用シーンの開拓は進めつつも、現在は共同研究・実証実験での成果を生かし、カスタマーサポートなどのビジネスにおける課題を解決するサービスとして展開しています。

minaraiについて

Nextremerは自然言語処理を活用した対話システム構築事業および画像認識・解析技術を用いたアルゴリズム構築事業を推進し、企業の人工知能(以下、AI)活用を支援しております。AITalkは主に対話システム構築事業において活用させていただいており、具体的には弊社が開発・提供する、AI対話システム「minarai」の発話音声としてAITalkを利用しています。

「minarai」は高度な自然言語処理機能を有し、ロボットやタブレット、デジタルサイネージなど様々なインターフェースに搭載可能です。昨今の働き方改革の機運の高まりや人手不足の深刻化に対応するためにAI対話システムのビジネスへの活用が検討されている中で、その用途は多岐にわたり、カスタマーサポートや駅・空港などでの施設案内など、サービスローンチ以後、多くの引き合いをいただいております。

 

この記事は2018年9月時点のものです。

株式会社Nextremer

NextremerはAIの社会実装を目的に、自然言語処理を活用した対話システム構築事業と、画像認識・解析技術を用いたアルゴリズム構築事業を推進し、企業のAI活用を支援しています。また、それら2つの事業に関する先進技術の研究開発を行っています。
2012年10月の設立当初は対話システムの研究開発を主軸として、大手企業内での研究や実装のサポートなどをおこなっていましたが、現在はそのノウハウを生かし、Nextremer独自のAI技術を活用した対話システムの研究開発、サービス提供をおこなっています。

●Nextremer企業サイト
https://www.nextremer.com/

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