お客様事例

大規模な音声合成辞書を作成することで、より人に近い音声を「my daiz」で実現できました。

Company

株式会社NTTドコモ

IT・インターネット

Interviewee

コンシューマビジネス推進部
エージェントサービス
第一エージェントサービス担当
田川様(左) 主査 的場様(右)

この事例のポイント

導入の目的

  • AIエージェントサービス「my daiz」のナレーションとして

導入前の課題

  • 親しみがある存在とのリアルな対話を提供するにあたり、音声合成もより人に近い声を必要としていた

導入効果

  • 大規模な音声合成辞書を作成することで、より人に近い音声を実現できた

インタビュー

AITalk導入の背景

– どのような課題や問題があったのですか?

「my daiz™(マイデイズ)」では、my daizのキャラクターや各サービスのエージェントとの対話を通して、お客様自身に最適な提案を行います。そのため、my daizのキャラクターでは「バディ」や「相棒」と呼ばれるような、お客様にずっと寄り添う存在になることを目指しました。「バディ」や「相棒」といった親しみがある存在とのリアルな対話を提供するにあたり、音声合成もより人に近い声を必要としていました。

AITalk導入による効果について

大規模な音声合成辞書を作成することで、より人に近い音声を「my daiz」で実現できました。社内でもこんなに人に近い声なんだ!と好評です。

– AITalk導入の決め手を教えてください。

もともとは「しゃべってコンシェル®」「しゃべってキャラ®」での運用実績のあるAITalkを引き続き利用したいと思っていました。また今回は、より人に近い声が必要だったので、エーアイさんにそのような音声合成を実現できないか?と相談したところ、エーアイさんからは「やれます。」とお返事をいただき、再びお願いすることになりました。

今後の展開について

現在は、百貨店様や自治体様など、大きな企業・団体様と連携させていただいていますが、将来的にはより実生活に近い企業様とも連携していきたいと考えています。例えば、近所のクリーニング屋さんや、かかりつけの歯医者さんなどの地域に根ざした企業様とも連携したいと考えています。また、お孫さんの声で簡単に合成音声を作成できて、遠方に住んでいる祖父母とmy daizを通したコミュニケーションができる世界も面白いと思っています。今後もエーアイさんにはよりリアルな音声の追求を一緒にご協力いただきたいと思っています。

 

my daizについて

「my daiz」は、ドコモが2018年5月に開始した新たなAIエージェントサービスで、AIがお客様の行動や状況を学習し、ドコモやパートナー企業のエージェントであるメンバーが、それぞれのお客様にあった情報やサービスを適切なタイミングでスマートフォンやタブレットにお届けするサービスです。
外出先でも家の中でも、「my daiz」との対話やアプリ内の情報表示、およびスマートフォン等の待受け画面を通じて、お客様へその時々に最適な情報をお知らせします。
今回「my daiz」の音声にはエーアイの音声合成AITalkが採用され、人に近い声を再現するためにオリジナル大規模音声辞書を作成しました。この大規模音声辞書は、エーアイが通常提供するオリジナル音声合成辞書サービス「AITalk CustomVoice」の最高プラン「プラチナプラン」で収録する文章数である所定の676文章+独自200文章以内を大きく上回る3,000文章の収録音声から作成され、よりリアルな音声を実現しています。


●my daiz navi(マイデイズナビ):https://www.mydaiz.jp/navi/index.html

※「my daiz」は、株式会社NTTドコモの商標です。

この記事は2018年11月時点のものです。

株式会社NTTドコモ

NTTドコモは、2018年5月に新しいAIエージェントサービス「my daiz」を開始。現在では多様なパートナー企業と「協創」することで、ドコモ単独ではできなかった事業の拡大、新規サービスの創造を目指す「+d(プラスディー)」にも取り組んでいます。

●NTTドコモ公式サイト:https://www.nttdocomo.co.jp/

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