株式会社エーアイ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣飯 伸一、証券コード:4388、以下、エーアイ)は技術提携先であるセレンス社(Cerence Inc.)が提供する超小型音声認識エンジン(Input AI Lite)・オーディオ信号処理技術(Audio AI Lite)の提供を開始することをお知らせします。
■ 提供開始する製品の概要
エーアイは日本語音声合成エンジンの自社開発に加えて、外国語音声合成についてはセレンス社など海外企業から調達し国内に販売提供を行ってまいりました。今後は今秋に予定される株式会社フュートレック(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:西田明弘、証券コード:2468、以下フュートレック)との経営統合により、音声技術やその周辺技術に関するサービスを総合的に提供できる会社となることを目指しております。
この度提供を開始する超小型音声認識エンジンを利用して、ユーザーは極めて少ないコンピュータリソースで音声コマンドによる機器操作を実現できます。また、ノイズリダクション・エコーキャンセルといったオーディオ信号処理技術の利用も可能です。
音声認識製品の国内販売で多くの実績のあるフュートレックと製品提供元であるセレンス社、当社の3社で製品販売展開を行い、今後当社の音声関連技術の取扱製品充実を図ってまいります。
■Cerence Inc.について
セレンス(Cerence Inc.)は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。
世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/二輪車さらには消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的なAIベースのインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。
20年にわたる知見と4億7,500万台以上もの自動車への採用実績を有するセレンス社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、二輪車のロードマップに明確なビジョンを持っています。詳細については、セレンス社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/home をご覧ください。