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2025.09.01

お知らせ

AI音声合成 AITalk®、防災行政無線へ累計導入数950件超全国自治体の55%が採用へ
-最新技術で聞き取りやすさに貢献 AI音声で地域を守る-

 株式会社エーアイ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣飯 伸一、証券コード:4388、以下:エーアイ)は、2025年3月末時点における全国自治体の防災行政無線へのAI音声合成 AITalkの累計導入数が957件を数え、全国自治体の55%※で導入いただいていることをお知らせします。今後も地域の安全に貢献するため、関係各所と協力の上さらなる普及を目指してまいります。
※1,718市町村を母数とする

AITalkシリーズ防災行政無線での自治体導入累計数推移(年度)

※2025年3月末(2024年度末)時点エーアイ調べ ※AITalk累計導入数

AI音声合成の進化と防災行政無線

 防災行政無線は、かつて自治体職員等による人の声で原稿を読み上げるものが一般的でした。
しかし職員による声質のばらつきや、災害時には職員自身も避難の必要があることを理由に、人に依存しない防災行政無線として音声合成への切り替えが進んでいます。
 エーアイでは広域に明瞭な音声を届けることが求められる防災行政無線に向け、AI音声合成エンジンAITalkとともに特定周波数強調などの音声了解度改善技術を提供しています。これにより雨風などの騒音下や広域での聞き取りやすさに貢献するほか、高音域が聞こえにくくなる高齢者にも放送内容が認識しやすくなります。このようなAI音声の音声了解度改善技術の効果は今年3月に発表された総務省消防庁による実証実験でも確認されました。
 詳細については消防庁の該当の実証実験の結果も併せてご確認ください。

参照:令和7年3月 総務省消防庁  
 防災行政無線等の屋外スピーカーの音達範囲向上等に関する検討会 
「防災行政無線等の屋外スピーカーの音達範囲向上等に関する検討報告書」
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-165/04/houkokusyo.pdf

防災行政無線における今後の展望

 防災行政無線は、地域の安全を守るインフラとして今後も重要視されています。地域住民にとって聞き取りやすく・各自治体様にとって使いやすいものになるよう、エーアイでは引き続き防災行政無線メーカー各社様を通じてのヒアリング・製品の改善に取り組んでまいります。

※掲載されている会社名・製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

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