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2025.12.15

お知らせ

組み込み型音声対話フレームワーク「SLFramework(仮)」の製品開発状況について

平素より当社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

当社ではこれまで、AI音声認識(耳)とAI音声合成(口)を1つのSDKで実現する「SLFramework(仮)」の評価版を提供してまいりました。
現在、本フレームワークのさらなる進化を目指し、独自のLLM(大規模言語モデル)技術を「脳」として組み込んだ、自律型の音声対話フレームワークへと発展させる開発プロジェクトを推進しています。
本開発では、当社が培ってきた軽量LLMの実装技術を活かし、クラウドに依存しないオフライン環境下においても、自然で柔軟な対話が可能なシステムの実現を目指します。

目指すソリューションの特長

  • 「耳・口・脳」の完全統合 
    音声認識・合成に加え、自然言語処理(LLM)までをワンストップで提供する真の音声対話フレームワーク
  • カスタマイズによる業務最適化
    RAGによる知識情報の登録や、音声合成と音声認識での専門用語の利用など、業務に特化した最適化が可能
  • エッジデバイスでのオフライン動作
    外部通信を必要としないため機密情報の漏洩リスクがなく、一般的なPCやタブレット等のリソースで動作する軽量アーキテクチャ

まずは第一弾として、工場や建設現場など、ハンズフリー作業が求められる「現場DX」支援ツールの製品化を目指してまいります。
今後、進捗があり次第、随時お知らせいたします。
引き続き、当社の音声技術へのご期待を賜りますようお願い申し上げます。

 

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