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2023.07.26

お知らせ

エーアイ、 IP-PBXやコールセンター製品等を開発、販売する「日本ブレケケ」及び音響・映像機器の専門メーカー「TOA」とセキュリティ検知連動自動放送システムを9/1に提供開始

株式会社エーアイ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣飯 伸一、証券コード:4388、以下エーアイ)は、ソフトウェアPBXの老舗ベンダーである株式会社日本ブレケケ(本社:埼玉県川越市、代表取締役:山出 晋)と業務用の音響機器や防犯・監視カメラなど映像機器の専門メーカーTOA株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:谷口 方啓)と3社の製品をコラボレーションさせたセキュリティ検知連動自動放送システムを発表した事を本日7月26日にお知らせします。

セキュリティ検知連動自動放送システムについて

日本ブレケケが提供するBrekeke PBXにエーアイの音声合成を連携させ、TOAの提供するSIP対応IPスピーカー(IPオーディオシリーズ)から、音声情報を一斉通知または特定箇所にのみ通知など、通知先を制御して音声放送を行うことができます。さらにTOAの提供する防犯カメラ(TRIFORAシリーズ)と連携することで、滞在者数や人数カウントの検知をきっかけに、スマートフォンアプリ(Brekeke Phone)、またはコールセンター製品(WEBブラウザPhone)を使用した現地映像の確認と拡声放送、エーアイが提供する音声合成による自動放送が可能となります。
3社の製品をコラボレーションしたセキュリティ検知連動自動放送システムにより、防災、防犯は勿論のこと、物流施設における作業効率化、生産現場や建設現場における作業確認・作業支援など、遠隔地からの映像と音声のソリューションをオンプレミスまたはクラウドサービスで提供可能です。
また、専用電話機を用意することなくスマートフォンをIPトランシーバーとして利用できるため、初期コストを抑えつつ、リモートでどこからでも現地の映像を確認しながら状況に応じた正確な情報(音声合成を含む)を伝えることで、お客様の幅広い二ーズに対応いたします。
なお、本サービスは日本ブレケケ販売パートナーを窓口として9月1日より販売いたします。

 

日本ブレケケについて

日本ブレケケは、世界中のミッションクリティカルな環境における導入実績を誇るSIP※1対応PBX※2(Brekeke PBX)と連携するコンタクトセンター製品(Brekekeコンタクトセンタースイート)及びユニファイドコミュニケーション製品(Brekeke UC)を日本国内で開発し、世界へ供給している稀有なソフトウェアメーカーです。
完全自社開発を強みとしたカスタマイズ性とコストパフォーマンスに優れた製品群で、お客様のビジネスにコミットします。
※1 SIP(Session Initiation Protocol):インターネットを介した通信の確立や切断などをおこなうためのプロトコルの一つ
※2 PBX(Private Branch Exchange):構内交換機で、外線電話と内線電話、内線電話どうしを交換・接続する装置

・会社名:株式会社日本ブレケケ
・所在地:埼玉県川越市新宿町1-20-11 佐賀ビル201
・代表者:山出 晋
・設立:1999年
・URL:https://brekeke.jp/

 

Brekeke PBXについて

世界中の官公庁における緊急通話システム、アメリカの医療機器メーカーへのOEM提供など、ミッションクリティカルな環境で実績を誇るソフトウェアベースのPBXです。
自社で開発しているSIPスタックは、国内外の主要IPキャリアの直収認定の取得や、他社製SIP対応機器との接続も容易にし、カスタマイズに素早く対応できるため多くのユーザーに評価されております。
『Brekeke Phone』をスマートフォンにインストールすれば、電話帳、Push通知、ビデオ通話、チャット※3に対応した内線電話機として利用できます。
※3:Brekeke UCと連携する必要があります。

Brekeke コンタクトセンタースイートについて

Brekeke PBXと連携し、WEBブラウザで操作可能なCTI(Brekeke CIM)、リアルタイム/ヒストリカル統計レポート(Brekeke Ca)、顧客管理(Brekeke CRM)、音声認識に対応した通話録音の長期保存(Brekeke RFS)といった機能をオールインワンで提供します。
WebRTC対応のブラウザPhoneを利用すれば、OSの種類やバージョンに囚われない通話(ビデオ通話を含む)が可能です。
外部のクラウドCRM(Salesforce、Kintone、Zoho等)との連携にも対応します。

TOAについて

TOA株式会社は業務用・プロ用の音響機器と、防犯・監視カメラなど映像機器の専門メーカーです。
1934年の創業以来、現在は国内外に拠点を配し、世界120ヵ国以上に商品を送り出ています。また「Smiles for the Public – 人々が笑顔になれる社会をつくる –」を企業価値と定め、音響と映像機器、さらにネットワーク技術を融合させたソリューションの提供を通じて社会課題の解決に貢献しています。

・会社名:TOA株式会社
・所在地:兵庫県神戸市中央区港島中町7-2-1
・代表取締役社長:谷口 方啓
・設立:1949年
・URL:https://www.toa-global.com/ja

TOA IPオーディオシリーズとは

IPオーディオシリーズは、ネットワークに接続して使用する放送システムです。
SIP電話やネットワークカメラ、画像センシング、IoTセンサーなど、さまざまなシステムや機器と連携できる高い拡張性が特長です。適切な情報を、適切なタイミングと音量で必要な人に届けられる音のソリューションとして、手軽に使用できる音のIoTデバイスです。

TOA TRIFORAシリーズとは

TRIFORAシリーズは、拡張性・信頼性・高画質を特徴としたネットワークカメラと記録装置から構成する防犯カメラシステムです。
人数カウントなどのエッジAIによるセンシング機能を搭載し、IPオーディオシリーズと連携することによる自動放送システムを手軽に構築することができます。物流施設や生産工場における業務改善のための運用カメラとしての利用も増えています。

エーアイ 音声合成AITalk®とは

AITalk®は、コーパスベース音声合成方式を採用し、より人間らしく自然な音声で、自由に音声合成をすることができる音声合成エンジンです。

3つの特徴

①市場評価の高い編集ツール
テキストから音声を簡単に合成できる編集ツールを提供。話速・イントネーションなどの調整や特定な読み方を辞書登録することも容易。
②豊富な話者と言語
日本語話者は大人から子供まで男女15種類、関西弁にも対応。さらにいくつかの話者では喜怒哀楽の感情表現に対応。
③誰の声でも合成データに、「AITalk®CustomVoice®」
芸能人や声優、自分の声でも短時間の収録で音声合成用データに変換。
※4:プランにより収録文章数が異なり、また個人によって読上げスピードや読み間違い等があるため、収録時間に差があります。
※5:一般的に収録文章数が多いほど音質は向上します。ご用途によって最適な収録数・音声辞書作成方法をご提案いたします。

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