2024/10/07 / 社内業務効率化
英語対応のAI音声合成ソフトは、動画のナレーション、eラーニング、音声ガイドなど、幅広い用途で活用されています。
従来は、英語対応のために専任の人材を確保したり、プロのナレーターに依頼したりする手間が必要でした。しかし、AI音声合成ソフトを使えば、ネイティブスピーカーに近い自然な発音を簡単に生成でき、収録の手間やナレーターの手配が不要です。
本記事では、AI音声合成ソフトのメリットや具体的な活用事例を詳しくご紹介します。
英語対応のAI音声合成ソフトを活用することで、ナレーション制作におけるさまざまな悩みを解消できます。
具体的には、以下のような課題を解決します。
・外国人ナレーターを確保する手間とコストの削減・・・ナレーターの手配や報酬を気にする必要がなくなります。
・収録環境を用意する手間とコストの削減・・・スタジオや録音機材を準備する必要がありません。
・再収録で同じ音声を読み上げる難しさを解消・・・テキストを入力することで、同じ音声で簡単に修正が可能です。
・些細な修正でも収録環境を用意する手間を削減・・・小さな変更でもパソコン一つですぐに対応できます。
これらが解決できることにより、コスト削減や効率的なナレーション制作が可能になります。
現在のAI音声合成ソフトは、高品質で自然な英語音声を生成できる点が大きな強みです。
従来のAI音声合成技術は、機械的で不自然なイントネーションが問題視されていましたが、技術の進歩により、ネイティブスピーカーの発音に近い自然な音声を生成することが可能になりました。
AI音声合成ソフトによっては、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、地域ごとの英語音声にも対応。用途に適した発音やイントネーションを選んで利用できます。
自然な英語音声を生成できるAI音声合成ソフトは、ビジネスや教育など、さまざまな分野で活用され始めています。
AI音声合成ソフトには、英語に限らず、多言語対応している製品が数多くあります。
グローバル化が進む現代では、ビジネスや観光、教育分野で、英語以外の言語もサポートすることが求められています。
例えば、弊社(株式会社エーアイ)が提供する「AITalk International®」は、英語はもちろん、中国語や韓国語を含む60以上の言語に対応。各国・地域のニーズに柔軟に対応できるソフトです。
多言語対応によって、企業や教育機関は、さまざまな言語でより多くの人にコンテンツの提供が可能になります。
AI音声合成ソフトは、音声を細かくカスタマイズできる柔軟性が特徴です。
用途やシーンに応じて、音声速度や音量など を自由に調整できるため、さまざまなシチュエーションに対応した音声を作成できます。
このように音声のカスタマイズ機能を活用することで、より聞き手に聴きやすい音声になります。
AI音声合成ソフトを活用することで、eラーニングや動画マニュアル に収録いらずで誰でも簡単に高品質なナレーションをつけることができます。
日本語で制作したeラーニングや動画マニュアルを英語に変換する際には、翻訳者や英語話者などの人材が必要です。しかし、AI音声合成ソフトを使用すれば、翻訳が完了した後すぐに音声を生成でき、効率的にeラーニングや動画マニュアルの英語対応が可能になります。
AI音声合成ソフトは、観光地での音声ガイドとしても活用されています。
ツールによっては英語をはじめ多言語対応が可能なため、さまざまな国から訪れる観光客に対して、外国語の音声ガイドを提供できます。
駅やデパート、家電量販店など、外国人観光客が多い場所では、AI音声合成ソフトを活用することで、英語や中国語、韓国語など多言語対応の館内放送が可能です。
通常は、各言語の翻訳とナレーターをそれぞれ依頼して、スタジオなどで収録をします。しかし、AI音声合成ソフトの場合、翻訳以外はすべてAI音声合成ソフトで館内放送のナレーションを作成できます。
さらに、内容の変更や修正が必要な場合も、AI音声合成ソフトに新しいテキストを入力するだけで、簡単に新しいナレーションを生成することができます。
AITalk International®は、英語はもちろん、他言語にも対応できるAI合成音声ソフトです。
近年では日本に訪れる外国人観光客も増え、美術館や博物館等の観光スポットや、駅やデパート、家電量販店等外国人が多く利用するスポットでは、外国語の音声ガイダンスが必須になりつつあります。
しかし、外国語でのガイダンスの作成は、外国人声優やナレーターの手配など、手間も多く気軽に作成はできません。
また、収録後の差替えが必要になっても、「既に過去に採用した声優やナレーターが帰国していた…」などのリスクもあります。
さらに、AITalk International®を使えば、作成したい言語のテキストを入力するだけで、ナレーション音声を作成できます。誰でも簡単に使えるだけでなく、差し替えも容易です。
AITalk International® | 価格 |
永年利用ライセンス(1言語・1話者) | 1,000,000円/1ライセンス |
言語追加 | 500,000円/1言語 |
話者追加 | 200,000円/1言語 |
AITalk® SDKは、英語や中国語、韓国語など64種類の言語に対応した音声合成SDKです。
機器への組み込みが可能で、人間らしく自然な音声を自由に生成できます。そのため、ロボットや接客・店舗支援など、さまざまな用途で活用されています。
多言語対応が求められる現場では、AITalk® SDKの豊富な対応言語が大きなメリットとなります。
例えば、ロボットに組み込むことで、多言語での音声案内が実現できます。また、店舗の接客システムに導入すれば、外国人のお客様にもスムーズに対応できます。
このように、AITalk® SDKを活用することで、機器やシステムに多言語対応の自然な音声を簡単に実装できます。多言語化が必要なビジネスシーンで、ぜひご検討ください。
電子マネー専用ロッカーAELでは、操作ガイダンスとしてAITalk International®を導入しました。
このロッカーは、交通系の電子マネーICカードをかざすだけで利用できる便利なサービスで、操作ガイダンスには日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語を採用しました。
従来は専門業者に依頼してテキストから肉声で録音し、音声ファイルを作成していたため、時間と費用がかかっていました。 また、変更が容易にできない不都合もありました。
AITalk International®を導入したことで、テキストから簡単に音声が作成できるため、開発の効率が向上し、変更にも柔軟に対応できるようになりました。
外国語対応も含め、人の声に近い自然な音声が生成され、利用者に違和感なく伝えることができる点が評価されています。
外国語対応も含め、人の声に近い自然な音声が生成されるため、操作方法を利用者が聞き違えることない点を評価いただいています。
活用事例:電子マネー専用ロッカーAEL の音声ガイダンスとして導入
株式会社朝日ネットでは、自社のコールセンターにおける自動応答音声ガイダンスとして、AITalk®を導入しました。
従来は社内スタッフの録音音声を使用していましたが、人員確保の難しさや録音時のノイズといった課題があり、それらの解決策としてエーアイの音声合成ソフトが選ばれました。
日本語ナレーションには「AITalk® 声の職人®」、外国語ナレーションには「AITalk International®」を採用。導入後の感想には、「操作が直感的で使いやすく、無声音の調整も可能なため、肉声に近い自動応答音声を作成できる」と高い評価をいただいています。
活用事例:ASAHIネットのコールセンターにAITalk®が採用
GPS付き観光用多言語音声ガイダンスシステムでは、AITalk International®が音声ガイドとして活用されています。
このシステムは、観光バスや観光船に搭載されており、GPSを使用して現在地を把握し、周辺の観光名所を日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語で案内します。
従来はナレーターによる録音が行われていましたが、長時間の収録や外国人ナレーターのスケジュール調整に課題がありました。
音声合成の品質が向上したことから、手軽に多言語でガイドを作成できるAITalk International®が導入され、修正やコンテンツ追加も迅速に対応できるようになりました。
今では、制作する「自動ガイドシステム」のほぼ全てにAITalkが利用されています。
活用事例:GPS付き観光用多言語音声ガイダンスシステムのガイダンス音声として利用
英語対応のAI音声合成ソフトは、ビジネス、教育、観光などさまざまな分野で活用され始めています。
AI音声合成ソフトは従来よりも高品質になっており、自然な音声を簡単に生成できます。これまでナレーターや台本を用意したり、録音した音声を編集したりといった作業が必要でしたが、AI音声合成ソフトの使用によって、そうした手間を大幅に削減できるのがメリットです。
主なポイントを以下にまとめます。
・高品質な英語音声:ネイティブに近い自然な発音で、高品質な音声が生成できる
・多言語対応:AI音声合成ソフトによっては、英語はもちろん中国語や韓国語など、多言語対応している
・カスタマイズ性:音声の速さや抑揚、感情の表現まで調整でき、柔軟な対応が可能
これらのポイントにより、AI音声合成ソフトは、高品質な音声を英語はもちろん多言語で生成できます。
ぜひ、弊社(株式会社エーアイ)のAITalk International®やAITalk® SDKの導入を検討してみてはいかがでしょうか。