2024/02/27 / 社内業務効率化
社内で研修動画を作成したものの、いざ視聴してみると、どこかパッとしない印象に仕上がることがあります。
どこかパッとしない理由としては色々なものが考えられますが、主要な理由の1つとして「台本を作っていないこと」があります。
結論から言うと、研修動画の作成にあたり台本を作るのは必須です。
当記事では、研修動画を作成する際に台本を作るメリットについてご紹介しています。
研修動画の撮影や編集に先立ち、動画全体の台本を作ることは必須です。
台本を作る主なメリットを3点見てみましょう。
台本があれば、講師が研修の流れから脱線したり余分な説明を加えたりすることなく、端的で分かりやすく伝わりやすい研修動画に仕上がります。
エンターテイメント系の動画なら話題の脱線も1つの魅力ですが、研修動画である以上、目的から外れる情報を入れる必要は一切ありません。
話すべき台本があるからこそ、講師も落ち着いて分かりやすい説明に集中できます。
台本があることにより、撮影すべきことと編集すべきことが明確化されるため、全体の作業がスムーズになります。
もし台本がなければ、撮影に入ってから「あれも撮っておこう」「これも撮っておいたほうがいい」という具合に、際限なく思い付きが入り込んでしまいます。
研修動画の作成もビジネス業務の一環である以上、極力「思い付き」の作業を排除し、事前に準備することが求められます。
しっかりとした台本を用意し、それに沿った仕事を進める必要があります。
作成した台本は研修動画の関係者全体で共有することになりますが、この共有を通じ、様々な社員から台本の内容に関するフィードバックを得られることもあります。フィードバックの中には情報誤認に関する指摘や、より掘り下げたリサーチの必要性を求める声があるかもしれません。
多くの社員に見ていただく研修動画だからこそ、その内容の正確性は極めて重要な要素です。
台本を作成して事前に共有することが、内容の正確性を確認するきっかけにもなります。
研修動画の台本の一部にはナレーションに関する設計も含まれますが、研修動画のナレーションについて、人の声ではなく弊社(株式会社エーアイ)のAI音声合成ソフト「AITalk®」の導入事例を紹介します。
各種コンサルティング業務を行っている株式会社NTTデータユニバーシティでは、テクニカル領域におけるコンサルティング業務の一環として、同社がリリースしている総合ソリューションシステムの研修動画を作成しています。
かつて同じ趣旨で作成した研修動画は、実際に講師が登壇する形だったものの、事後的に研修動画の一部のみを修正する際、対応が煩雑になることが課題でした。
そこで同社では研修動画のあり方を根本的に見直し、弊社(株式会社エーアイ)のAI音声合成ソフト「AITalk®」を導入。
単語登録やフレーズ登録機能を最大限に活用したところ、研修動画の作成や修正に関連する業務が効率化したという声を頂きました。
・研修動画の台本作成は必須であり、講師の説明を明瞭かつ効果的にします。
・台本をチームのメンバーに共有することで、情報誤認の指摘やリサーチが必要な内容について確認できます。
・株式会社NTTデータユニバーシティの事例では、AI音声合成ソフト「AITalk®」の導入により、研修動画の作成や修正業務が効率化しました。